ソフトハウス

タイトル END数 シナリオ CG/回想 総合得点
ミンク Love Call 10 あり/なし
 インモラル・サイコ・サスペンス・AVG……大仰な(笑)たしかに書いてある要素は入ってるけど。

 主人公の『桐生冬月』(変更可)は大学進学と共に一人暮らしをはじめる。他人との接触を極端に拒み目立たず平凡な生活を望んでいる。そんな時友人達にも教えていない携帯電話に『シンシア』と名乗る女性からの電話がかかってくる。その声に引き込まれる自分を自覚する『冬月』、そして徐々に望んでいた平凡な生活からはかけ離れた出来事に見舞われていく。自らの内にある狂気に打ち震えながら……。

 システム自体はお馴染みのコマンド選択式のアドベンチャー。他との差別化として搭載されているは『サイコナビゲーションシステム』と呼ばれるもので、メッセージウィンドウの下にモラル値を表示させる。これは選択肢によって増減し、さらにその時点でLAW寄りかCHAOS寄りかで選択肢が変化し、ストーリー&エンディングにも関わってくるというもの。

 出てくる女の子は『麻生ひかり』『椎名恵美』『五十嵐薫』『相沢陽子』『橘マリ』『木原和歌奈』『氷室葵』。まあ『シンシア』はこの際外しておきましょうかね。
 さて、ゲームの目的はこの『シンシア』を見つけて平凡な生活に戻る事。しかし相手の方が一枚も二枚も上手。完全に翻弄されるわけですな。そもそも『冬月』自身も平凡どころか異常性欲者だったもんで『シンシア』に関わっていると思われる女性と接触するたびに快楽とその後の渇きによって歯止めがきかなくなっていく。

 陵辱ゲームだからそのシーンのシナリオはそれなりに良くできているものの、『冬月』の狂気に染まった終盤の心理描写は、中盤までの狂気に取り込まれるのに恐怖を抱いている時や『シンシア』に操られた女の子の狂気を垣間見た時に比べるとてんでダメ。狂気を受け入れて「狩り」とかいって手当たり次第に襲い掛かった辺りなんてもう全然安っぽい。特に科白が馬鹿っぽくてねぇ。読んでてサイコパスの恐怖どころか嫌悪しか感じない。狂ったというか単に憂さ晴らしをしているような印象しか受けなかった。

 各キャラにENDが存在しているがハッピーエンドらしいのは2つか3つといったところ。

 ホンワカ系とか純愛系を望んでいる人にはお勧めできない。もっともあのパッケージ(麻生ひかりが縄で縛られている)を見たら純愛とは思わんだろうが。陵辱系としては及第点かな。

お気に入り:椎名恵美、有紀しのぶ(二人ともショートカット(^^;)

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